※環境省の「熱中症環境保健マニュアル 2018」(http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php)を加工して作成


冷水が入ったペットボトルを手のひらで転がしたり、15度前後の冷水にグラブ側の腕をつけたりする方法で、体温の変化や、投球への影響を見た。

 冷却をしなかった選手に比べ、冷やした選手の多くで体温の上昇が抑えられた。なかでも、ペットボトルで手のひらを冷やす方法は、「手軽で、投球にも影響はない」などの肯定的な意見が多かった。

 一方、13度ほどに下がった水に、腕から指先まで冷やした選手の一部は、逆に体温が上昇したり、冷やした方の手が重く感じたりするような例があった。